先週、グランプリが決定しました、こちらをご覧ください。⏩https://cotorinos.net/grandprix/2022-2023-grandprix/
今回、審査員の平松さんには3位まで決定してくださいとお願いしていまして、
それは頂上決戦のお二方のどちらかが、写真の公開を許可されなかった場合の次点候補という意味もあり(お子さんの写真をネットに公開することには賛否があると思いましたので)、いつも審査員の方には、順位をつけて3名を決めてください、とお願いしてるんです。
で、その惜しくも3位の方なのですが、
この写真でした!!
せき あきな さん「あ〜うまあ!」です。

いい写真ですよね。
髪型も、画面から頭がはみ出てしまうほどの首の傾き具合も、
額の汗も、このかき氷の嘘のような青さ。
彼の若干の昭和感と背景に広がる日本家屋的なお庭。
そして、そしてなんと言っても表情がいい!というのが審査員のお話でした。
それに、
「時代を超えた、子どものかき氷への貪欲な想い」
と
「この暑さの中にもなんだか日常と化してしまった マスク の存在」
このギャップのようなものが写真に閉じ込められていて、
後に響いてくる意味のあるものになる作品ですよね〜と平松さんともお話しました。
審査員はこの3組の写真での順位を随分迷われたともお話でした。
数十年経て、「あ、これマスク絶対しなあかん時代やったね…」
とか私たちは言ってるでしょうか?
あるいは「ストローって昔はこんなだったよね〜」とか言ってるかもしれません。
私は個人的にこのTシャツがちょっとツボです。
なんか左手にもマジックか?落書きしてるし…
ここには「時代」も写りつつ、彼の少年時代というリアリティーがある
「生きている写真」です。
せきさん、掲載のご協力ありがとうございました。